なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。感想。
こんにちは。
おこです。
最近読んだ本。
『なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。』
著書は、家入一真さんです。
SDGs(Sustainable Development Goals)について勉強していると言ったら、司書の方に勧められた本。
図書館で借りて読めるのに、何度も繰り返し読みたくて購入したくなった本です。
(まだまだリアルミニマリストへの道は遠い)
大好きなビーチの真ん前のカフェで読みました。
この本の中には、SDGs についての言及は一言もないけど、
「恩送りの世界」つまり、Pay Forward のSDGs的な考えが盛り込まれています。
※SDGsについて書き出すとまた長くなるので、別な記事で書きますね。
冒頭部分を引用させていただくと、
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「お金がすべて」の社会のその先に。
クラウドファンディング、恩送りの社会。
資本主義のアップデートが始まる。
今、家入一真が伝えたい、新しいお金、経済の姿。
―ささやかな助け合いから生まれる小さな物語が、クラウドファンディングの現場では日々、誕生している。
グローバル経済や商業主義、会社、学校などの既存の大きな仕組みを「大きな経済圏」と呼ぶならば、
個人レベルでつながりを持ち、支え合うコミュニティを僕は「小さな経済圏」と呼びたい。
そして、この「小さな経済圏」こそが、何かと生きづらくなった現代で、新しい生き方の鍵を握っているのだ。
(「はじめに」より)
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今の社会は「お金がすべて」なのかー。
たしかに
年金システムが破綻するから、老後の準備に数千万準備しなさい、とか
私たちは、日々焦らされてる。
周りの人と、お金の話しをするのがなんとなく
気まずかったり(私の思い込み?)する。
家入一真さんがこの本の中では、
今までとは全く違う、新しい考え方で、お金に向き合ってらっしゃる。
まさに「目からウロコ」的な衝撃。
私自身は、お金の亡者ではない(つもり)だけど、実際、お金がないと超不自由になってしまう、それは事実。
お金大好きだし、
大切だからこそ、
ちゃんとお金のことも勉強してるし、
無駄なことに使いたくない。
大事なお金だからこそ、
意義あることに使いたい、って思う。
それは、最低限生きていくためのお金は別として、
自分自身への投資だったり、
大切な人たちを喜ばせたり、
余裕があったら、
もちょっと広げて、目標のある人を応援したい。
家入さんは、実際
そのやり方を工夫することで、
なめらかなお金が巡る世界を作り上げている。
まさに、イノベーション。
衝撃を受けました。
おススメです。